自動車開発のアウトソーシングの会社に就職しようと思っているが、
良い評判を聞かないので悩んでいる。

実際に自動車メーカーはアウトソーシングしているの?
派遣との違いは?

 

このようにお考えではないですか?

 

結論から書きます。
日本では完全なアウトソーシングは行われていない」です。
アウトソーシングと言いながら実際は派遣と変わりないです。

「え!そうなの。ちょっとがっかり」

そう思われる方も多いと思います。
でも、逆の見方をすると、
まだまだ未開拓の分野であると言えます。
今は派遣と変わらない仕事のやり方ですが、
今後は自動車メーカーもアウトソーシングを真剣に考え、
実行していかないと開発が回らない状況が来ることが分かっています。

なので、
これから自動車開発のアウトソーシング企業で働こうと思っている方にとっては、
チャンスであると言えます。

ここでは、
これから自動車開発のアウトソーシング企業で働こうと思っている方向けに、
自動車開発の現場の現状と将来性について解説していきたいと思います。

 

<目次>
1.日本のアウトソーシングの現状
2.欧州のアウトソーシングの現状
3.将来性はあるか?
4.まとめ

 

就職・転職活動の参考になると思いますので最後まで読んでみて下さい。
この記事が、
自動車開発のアウトソーシング企業で働こうと思っている方の為になれば幸いです。

1.日本のアウトソーシングの現状

まずは、
日本の自動車開発の現場でのアウトソーシングの現状について解説したいと思います。

上記にも書きましたが、
現状は派遣とやっている事は変わらないです。

新型車の一部を受託して仕事をする事になっていますが、
自動車メーカーの中に入り、場所とCAD端末を支給されて、
仕事をしています。

受託する範囲は、
部品単位、ユニット単位までです。

自動車メーカーの子会社であれば、
マイナーチェンジの車の開発を受託する事はありますが、
外部の会社にはユニット単位までなのが現状です。

これには理由があって、
新車の開発は色々な部署と調整が必要です。
ある部分だけを外部に出してしまうと調整が難しくなり、
開発がスムーズに進まないという問題が発生します。

日本の自動車メーカーはこの辺の開発体制の整備が、
欧州企業と比べて遅れている為、
アウトソーシング=派遣となっています。

2.欧州のアウトソーシングの現状

逆に欧州ではアウトソーシング化が進んでいます

会社名は出せませんが、
具体的にどういったアウトソーシングが行われているかというと、
ベースとなる車を自動車メーカーとアウトソーシング会社が一緒に開発します。

例えば、
セダンがベース車としたら、
ワゴンの開発は全てアウトソーシング会社に発注する。
特別仕様車はアウトソーシングする。

このような開発が行われています。

 

こうした開発ができるのは、
モジュール化が進んでいる為で、
ベース車を開発したら後はモジュールを組み替えるように開発をしていくだけ。
その為にアウトソーシングしやすい開発体制になっています。

実際私も関わったことあり現場も見てきましたが、
自動車メーカーとアウトソーシング会社が強い信頼関係で結ばれています。
実績の積み重ねというか、昔から一緒にやってきて、
信頼できるアウトソーシング会社を育ててきたんだなって思いました。

欧州では新技術を自動車メーカーとアウトソーシング会社が一緒になって開発する土壌があります。一緒にチームを組み、国に予算を申請し開発研究費を支援してもらう。
こうした歴史と土壌が日本との大きな違いです。

3.将来性はあるか?

では、日本のアウトソーシング会社に将来性はあるのか?
日本では欧州のようなアウトソーシングが行われるのか?

気になるところです。

結論から言うと、
将来性はあります
欧州型のアウトソーシングが行われるか分かりませんが、
10年以内にはアウトソーシングしないと開発が回らないと思っています。

 

これはどういうことかというと、
20年前までは、
日本向けと欧州向けを開発して、それ以外の国は、
現地の法規や仕様に合わせて修正する程度でよかったのですが、
現在は、それぞれの仕向け地向けに開発をしないと売れない時代になっています。

例えば、中国。
エンジンやプラットフォームは共通なものを使いますが、
デザイン、内装、電装は中国オリジナルを開発します。
20年前には無かった開発工数が発生しています。

その為に現地に開発拠点を作り、現地開発を進めていますが、
基本となる部分は日本で開発する為、
日本の自動車メーカーの工数は逼迫しています

現状の開発工数が足りないのに、
その中で新技術や電気自動車の開発を行うことを考えると、
派生車やマイナーチェンジの車はアウトソーシングするべきだ!
という事で動き出しているメーカーもあります。
(この辺の話は雑誌やネットに載っています)

 

ただ、今までの体制を変える事は容易ではなく、
なかなか進まないのか?って思ってます。

でもタイムリーに新車を投入できないのは自動車メーカーにとって致命的なので、
やむおえずアウトソーシングする。
これが現実的なのではないかと思います。

 

もし、アウトソーシング会社へ就職・転職を考えている方がいたら、
技術の蓄積がある会社
オリジナル技術のある会社
を選ぶことをお勧めします。

「そんな会社あるの?」
と思われるかもしれませんが、
あります。
こちらで探せます。
=>ものづくりエンジニア

 

自動車メーカーもお金を払って仕事を任せる訳なので、
技術の蓄積がある会社
オリジナル技術のある会社
に見積もり依頼を出します。

これからは、
自動車メーカーは企画や判断のみで、
設計や開発のメイン業務はアウトソーシング会社がする

そう考えると、
アウトソーシング会社は将来性あります。

4.まとめ

いかがでしたか?

 

日本と欧州のアウトソーシンの違いから、
将来性について解説しました。

現状だけ見ると日本のアウトソーシングは派遣と変わりないですが、
自動車開発の将来を見ると、
アウトソーシング会社が開発の中核を担う。
そんな時代が来ると思います。

これからアウトソーシング会社に就職・転職しようと思っている方は、
技術の蓄積がある会社
オリジナル技術のある会社
に絞って探してみて下さい。
こちらから探せます。
=>ものづくりエンジニア

この記事が少しでもお役に経てば幸いです。